ラノベ雑記Vol.3 続「灼眼のシャナ(12)」

灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)

灼眼のシャナ〈12〉 (電撃文庫)

えー発売日から結構経ったんでそろそろ感想でも。
まず今回の注目といったら、やっぱり新キャラ、フィレス。
おそろしいまでに恋に盲目。いや、愛に盲目。
ヨーハンを取り戻すために戦う彼女の様は怖かったです。マジで。特にラスト……あの展開はもうあれだね、反則だね。シャナや吉田さんとお祭りを回るシーンはめちゃくちゃよかったのに、最後にあんな……ね。
そんでもってマージョリーさんも恐るべし。あれが腑抜ける前の『弔詞の読み手』の姿だというのなら、いっそ彼女の過去編やってください。
フレイムヘイズたち中心に進んでいくのかと思ったら、意外と友人メンツも活躍の場があってよかったですね。特に吉田さん。戦闘には関われないけど、やっぱヒロイン格。メガネマンは……次に期待。
シャナはなんだかんだでいつもどおりな感じでしたね。でも悠二は真剣にシャナと吉田さんのことについて考え始めているみたいで、恋のバトルのほうもますます楽しみといった感じ。
まあなんいっても、やっぱ最後の「引き」が一番すごかった。
フィレスの話はここで終わりかと思いきや、次の巻にも続きます。
もう「銀」の正体が気になって気になって……次巻期待。