ラノベ雑記Vol.22「ガーゴイルおるたなてぃぶ」


あの、「吉永さん家のガーゴイル」の外伝的作品。
主人公は猪崎市でなんでも屋を営む、駆け出し錬金術師のひかる。
そしてその相棒を務める、ガーゴイルのガー助。
ガーゴイルっていっても、あの吉永家の門番を勤める犬型自動石像のガーゴイルではなく、黒い鳥の姿をした、名前だけをあやかったガーゴイル


関連性がないようで実は関連性ありまくりな、このガーゴイル
10巻で登場した高原喜一郎がさっそく登場してるし、さらには喜一郎と対立する古科学者たちも出現。
ヒッシャムもナチュラルに登場し(むしろ本編より扱いいいような)、そしてひかるの師匠は東宮の坊ちゃんだ!
あとがきを読む限り、このおるたなてぃぶもいくらかは続くようだけど……やっぱりいつかは本家ガーゴイルとクロスオーバーしたりするのだろうか。


そしてこの巻もう一つのお楽しみといえば、スタッフ陣によるアニメ座談会。
特にイラスト担当、日向悠二さんの萌えに対する思考がおもしろい。
ガーゴイル三人娘に対して、「バッカ! 俺ほど三人娘の第二次成長について考えてる人はいませんよ!」だそうです。
そうか、だからイラスト上の双葉たちはまだ幼いんだ(笑)
あと、ガーゴイル同時期に放映された売り方上手の某アニメっていうのは、「涼宮ハルヒの憂鬱」に違いない。