ラノベ雑記Vol.25「このライトノベルがすごい!2007」

このライトノベルがすごい!2007

このライトノベルがすごい!2007


先日、宝島社より発売された、2006年のライトノベル総括本。
注目は、なんといっても2006年の人気ライトノベルベスト60。
2004年は「涼宮ハルヒシリーズ」、2005年は「戯言シリーズ」が1位を手に入れましが、今年はどうか。
ベスト3の結果報告↓


1位:狼と香辛料

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)


2位:涼宮ハルヒシリーズ

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憤慨 (角川スニーカー文庫)


3位:戯言シリーズ

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)


狼と香辛料」!?  これは驚きの結果が出たもんだ。
この「狼と香辛料」は第12回電撃小説大賞で<銀賞>を受賞した、作者自身もデビューしたての、まったくの新鋭。
付人は未読でしたが、同じく電撃大賞を受賞した「お留守バンシー」を抑えての1位とは。しかも前回、前々回のチャンピオン2作とも捻じ伏せてるし。新人作家でこの偉業……恐るべし。


涼宮ハルヒシリーズ」は、昨年6位から大きくランクアップ。2004年度チャンピオンの貫禄が戻って何より。
戯言シリーズ」は、相も変わらず上位をキープ。世間の評判も高く、完結まで人気が衰えなかったのは素直にすごいと思う。
しかし何より嬉しかったのは、6位の「とらドラ!と、8位の「文学少女シリーズ
とらドラ!」は作者である竹宮ゆゆ子さんの前作、「わたしたちの田村くん」がかなりの人気あったので、今回も来ると思ってたらやっぱりキタ。期待通りの高順位にバンザイ。
文学少女シリーズ」はまだ一巻しか読んでいないものの、こんなに人気があるとは思いもしなかった。早く2巻も手に付けなきゃ……。


やっぱり、自分の好きな作品がランクインしていると嬉しいもんですね。
本音を言えば、今回11位で惜しくもベスト10入りできなかった「灼眼のシャナ」が残念。いつもいいところにつけるんだけどなぁ。
それと、個人的に期待していた「マキゾエホリック」。ベスト60には入らなかったか……。