エル・カザド 第26話「輝く女」

ナディ「さぁて、どこ行くかね……相棒」
エリス「リリオに、会いに行こう」
いえっさ！
たぶん今年一番のダークホース、エル・カザドもついに最終回。
前回ですべての因縁に決着をつけ、旅を終えたナディとエリスの二人は、小さな村で静かな暮らしを謳歌していた。
再び旅に出たリカルドとリリオ、新たな職についたブルーアイズと、その部下のローゼンバーグ似の青年。それぞれの生き様が語られる、なんという綺麗な後日談。
意外だったのは、とっくに忘れ去られているだろうと思っていた序盤の敵役、おかまの二人組が肥満体になっての再登場。初見じゃまったく分からなかったよ。最終回の敵役なんて、おいしいポジション掻っ攫っていくなぁ。
ラストは、親しくなった村の人々とお別れして、かつてのように旅立つナディエリス。ナディはガンアクションものの主人公としては最後の最後までへっぽこだったけど、そんなの関係ない。ラストシーンを見て、ああやっぱりこのアニメはロードムービーだったんだな、と実感した。
ななついろやらき☆すたから感じた感動とかとはちょっと違うけど、見ていて実に清々しい最終回でした。なにより、音楽が素敵すぎる……
というわけで、サントラチェックしてみるかな。

エル・カザド オリジナルサウンドトラック2