魔法少女リリカルなのはStrikerS 第26話「約束の空へ」

tsukibito2007-09-29


そして事件は終結へ。ゆりかご内部に取り残されたなのはたちを救出するため、スバルとティアナが現地へ突貫する。
敵は前回までであらかた倒し終えてしまったので、シグナムとアギトのユニゾンや、スバルのヘルアンドヘヴンダブルリボルバーナックルが破壊されて当然の雑魚や障壁にしか使われないのは悲しい。
結果として、スカリエッティの野望は打ち砕かれ、ヴィヴィオも無事救出、新人達は見事な成長を遂げ、文句のつけようがないハッピーエンドを迎えましたとさ。
で、後日談。ナンバーズはクアットロを始めとしたスカリエッティに忠実な面々のみ拘留され、その他の更正組は比較的まともな扱いを受けていた。……結局悪いヤツなんて数人しかいなかったという話。
機動六課は解散し、各メンバーはそれぞれの進路を進む。終わり方としてはこの上なく綺麗な終わり方だけれども、お別れの挨拶代わりとして全力全開リミッターなしでの模擬戦を提案するなのはさんはやっぱり暴走しすぎだ(笑)。それをこころよく承諾してしまう新人たちも、なのさはんの教えの賜物……あれ、常識人ってフェイトだけ?
終わってみて。物足りない気持ちがあるといいますか、せっかく膨らませた人間関係も、すべてを見せきれず終了してしまった感。これもう2クールくらいは発展できるだろう、というか。特にラストで正式に高町性になってるヴィヴィオ、今後は彼女が管理局の白い悪魔二世でいいんじゃないかと。
主に熱狂的なファンの中でだけれども、なのはさんの強さが常軌を逸脱しすぎて神格化されてしまったのも、盛り上がりに欠ける要因だったと思う。彼女に見合う強敵がいればまた違ったんだろうけど、結局クアットロもスカリエッティも小者な印象で終わっちゃったからなぁ。