CLANNAD -クラナド- 第9話「夢の最後まで」

はい、やられましたー。さすがに歳重ねると涙も枯れるもんだと思ってましたがね、なんだかんだで世界仰天ニュースに動物出されると泣く人間ですから、自分。ええやられましたとも。
風子シナリオ完結編。風子のことを一番気にかけていた朋也と渚も、結婚式の前日にはついに風子のことを忘れてしまう。
二人は一時的な喪失感を味わうものの、幸村先生の助言によりどうにか風子の存在を思い出す。
そして訪れた結婚式当日。覚えていたのは朋也と渚の二人だけかと思われたが、当日になって、風子のヒトデを受け取ったほぼ全員が駆けつけるという奇跡発生。おめかしして颯爽と登場する春原が格好良すぎるチクショウ。
最後の最後、既に誰にも視認されていないはずの風子が、姉の公子さんにヒトデを渡すシーンで決壊。大勢の観衆が目撃する中でのホラー？　そんな野暮なことは言いっこなし。
風子は消えた。もういない。だけどその後も噂として学校内を駆け回り、みんなの中に残るなんて、締め方がクドイくらい綺麗すぎてもう何もいえない。おなかいっぱい。もしこれで「いい最終回だった」なんて言われても納得しちゃうよホント。
前半は、お互いを名前で呼び合う朋也と渚でニヤニヤだったのに、そこからの展開の起伏がまた見事。これで次回、朋也が当たり前のように渚を名前で呼んでいたら、もう風子GJとしか言いようがない。
朋也と渚の二人でさえ忘れていたのに、幸村先生がちゃんと結婚式の日程を覚えていたのにはなにか秘密が？　結局ゲームはまったく進めていないため、この先の展開まったく知りませんハイ。
お気に入りキャラの風子はこれでとりあえずリタイアだけれども、アホの子ならまだ春原がいる！　そして次回からは能登ことみシナリオ突入？