true tears 第9話「なかなか飛べないね…」
いきなり事故発生で度肝を抜かれた。比呂美肉親疑惑は結局母親の虚言だったということで決着がつき、眞一郎もほっと一安心。比呂美と母親の不仲も雪解けかな。
家庭問題は一応片付いた?ものの、眞一郎の心は現在進行形で不安定。その影響が物語にまで反映し、見かねた乃絵は自ら身を引くことに……迷いを抱えた眞一郎は、縋ることができない。
「振り出しに戻る」が発動しましたが、さてどうなるか。次回で再び愛ちゃんのターンが来そうな気もするけど、一発逆転はまずありえないだろうなぁ。唇まで奪ってるのに、全然優位に思えない不憫さ。次回サブタイの真意が気になるところだなぁ。
灼眼のシャナII 第20話「茜色の死闘」
『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメル対“壊刃”サブラク、因縁の戦いがついに幕を開ける。
気配を察知させずに最大火力での奇襲が可能、傷つけた箇所を時とともに広げていく、猛攻も無傷に留める異常な耐久力、そして本人自身の戦闘能力も高い……悠二の弁どおり、滅茶苦茶な強さを見せてくれた正にサブラク無双だった第20話。
ヴィルヘルミナも因縁の相手とあって、決して絶体絶命には陥らなかったけれど、優勢には持っていけず。勝敗は先の展開に委ねられる。
サブラクが登場した割には急激にペースが落ちたような気がしますが、最終回に向けて尺の帳尻合わせ? アニメオリジナルの展開で締めるとしてもこのサブラク戦は最大の山場になると思うので、特に不満はないのだけれど。
しかし戦闘シーン自体が少ないヴィルさんがこうやって戦っているのを見ると、つくづく二期になってのペルソナデザイン変更にはグッジョブと言わざるを得ない。
CLANNAD -クラナド- 第19話「新しい生活」
智代新生徒会長の尽力により、演劇部ここに復活。さぁこれで学園祭まで楽しい部活ライフを満喫……とはいかず、朋也の家庭問題が急浮上してくる。
渚の提案で、一度父との距離を開けることにした朋也は古川家に居候しだす。居候というよりこれはもはや同居。それでも関係を否定する朋也はにぶちんもいいところだけど、あの慌てぶりだと、本心では自分の心が渚に傾いていると自覚しているっぽい。
古川家の日常は見ているだけで楽しい。古川家とのふれあいで、朋也の『家族』に対する考え方がどう変わるかが今後の鍵。……最終回も近づいてきたけれど、どうやって終わらせるのだろう。
狼と香辛料 第9話「狼と羊飼いの子羊」
先週8話の感想付け忘れて、話数飛んでるなーと思ったら、どうやら7話はDVD収録らしいですね。ちょっと欲しいかも……あのDVDCMは購買意欲を駆り立てる(笑)
狼からの護衛役として、羊飼いのノーラを雇ったロレンス。ノーラは教会に雇われているとのことだけど、ラストシーンを見るになにか裏がありそう。新章のキーパーソンであることは間違いない。
ノーラという新キャラが出てきても、主軸となるロレンスとホロのやり取りは飽きないなぁ。だんだんホロの扱い方に慣れてきているロレンスと、だんだん人間くささが増してきているホロのコンビ具合が絶妙。
商品としてはポピュラーなはずの武具を見て、街の役人がなにやら考え込んでいたのが最大の伏線かな。世界観が独特ゆえ、先の展開がまったくできないのもおもしろさのポイントです。
ARIA The ORIGINATION 第8話「その 大切な人の記憶に…」
今回はアリスとアテナさんの絆の話。ピクニックの約束をするも、寸前で仕事に追われてしまうアテナさんにむっとしてしまったアリスは、ついつい虚勢を張ってしまう。アテナさんはそんなアリスの本心を探るべく、記憶喪失のフリをするのだが……。
素直になれないアリスの心情、その見せ方が上手いです。周囲のことは次々と思い出していくのに、自分のことは思い出してくれない切なさが、見ているだけで息苦しい。
バナナの皮にすべって記憶喪失というアテナさんなら本当にありそうな展開には、後半まで騙されてた。だって本当にありそうなんだもの(笑)
最後は雨降って地固まるですが、そこには一切の嫌味もなく、みんなが笑顔でいられている。素敵。