漫画雑記Vol.１１「ひぐらしのなく頃に鬼隠し編」

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1) (ガンガンコミックス)

「嘘だッッッ!!!」

ぶっちゃけるとコミックスは持ってなかったり。
でも全話読んでます。最終回も読みました。だから書いてもいいわけだ。

原作は知る人ぞ知る超有名同人ゲーム。
かく言う私も、マンガ版読むまでは「絵柄の割にとんでもない内容のサスペンス」という随分とあやふやな印象しかなかった。
それで漫画版読んでみたらビックリ。予備知識が少なかっただけに。
連載当初の頃、あまりにも濃い日常場面はそれほどおもしろくなかったんだけど、ラストになるにつれてどんどん恐ろしくなっていく。特にもう、おはぎの中に裁縫針が混入されていたシーンあたりから、これはヤバイと思い始めてきました。
そもそもスクウェア・エニックス系の雑誌でこういうのをやるというのがまた凄い。そしてそれを見事にコミカライズできているのも凄い。まだハーメルとかがやっていた頃のガンガンにこういう作品があったら……どんなに旋風を巻き起こしたことか。

それはそうとガンガンパワード隔月刊化。
なぜ!?　ひぐらし効果!?　御主人様効果!?　清杉効果!?（これはないか）
でも最近のガンガンはあれなんで、見方によってはパワードの方がおもしろいんじゃないかとか思ったりしちゃってます。
「仕立屋工房」と「ひぐらし」と「勤しめ！仁岡先生」は普通に本誌でやってほしい……隔月になるというんだったらこの際コミックス買ってしまおうか。