ストロベリー・パニック 第26話「はじまり」

tsukibito2006-09-26



このアニメの感想書くのは一話以来になりますが、最終回がえらく素晴らしかったので気にせず語ります。


シスプリ双恋に比べるとどうにも魅力薄に思えていた本作ですが、アニメ終盤だけは別。
あえて12人の三分の一(リ・ルムの方々)を背景に回し、他八人を主要にあれだけの愛憎劇を繰り広げられるんだから凄いと思った。
特にラストの大どんでん返し。静馬の愛の告白は、女子から女子に贈るものとは思えないほどの堂々っぷり。
あれだけ気持ちよくやられれば、結果的に報われなかった玉青も、ある種で救われるってもんです。


一部のヒロインを優遇して、噛ませ犬的な扱いにされるキャラが出てしまうのが、こういう多人数ヒロインものの欠点。
その結果派閥が生まれたり、作品全体の評価を落とされたりするんですが、このストパニはどのキャラのファンも納得できるような締め方を迎えられたと思う。締めの選曲もナイスだったしね。
双恋アニメみたいに不評に終わることがなさそうでなにより。