sola 第8話「キエナイオモイ」

う〜ん……数百年に及ぶ過去からの想いがあったとはいえ、蒼乃姉さんがとんでもない悪女に思えてきた。
前回、依人の身体を操り茉莉を刺殺未遂しただけでなく、茉莉と遭遇したという事実すら捻じ曲げ、依人の記憶を改竄。真実と虚像の間で翻弄される依人を自宅に軟禁するその奇行っぷりは、独占欲の域を超えている。
一転して悪役に回ってしまった蒼乃も、今回の話で夜禍であるということが実証される。折り紙を巧みに操り武器としていたところを見ると、蒼乃は操作系能力者? 前回の依人に対する精神操作はまた別の力が作用したようにも思えるけど、夜禍の持つ能力定義がまだ曖昧でなんとも言えない。
依人に茉莉はもういないという現実を分からせるため、本当に茉莉を消しにかかる蒼乃、VS.茉莉で今回は引き。……腹部の裂傷を治療していなかった描写から見ても、茉莉は依人と再会してしまったことを悔いているようだから、このまま蒼乃に消されることを望む可能性もある。とはいえ、すぐに街から離れなかったのも未練(トマトしるこにではない)があるからだろうし、茉莉の心理描写が暈されているから、これも先が見えない。
茉莉が繭子を保護していたのは偶然の出会いが齎した成り行きみたいなものだったみたいで、これが辻堂との和解フラグになるか、はたまた更なる誤解を生む伏線となるかはまだ未知数。
奮起した依人と、思わぬところで物語の本筋に介入してきた真名コンビがうまく機能するか、辻堂や繭子の乱入があるか、茉莉と蒼乃がガチバトルにもつれ込むか……次回予告はなにも教えてくれない(泣)
それとも、こよりのあの発言は次回、茉莉と蒼乃の両名に真名チョップ炸裂! 両名鎮圧! となる伏線と考えていいんですかね!?