怪物王女 第10話「追憶王女」

街で出会った壊れかけの人造人間・シエルとフランドルのちょっといい話。
かつて見た広大な海に感銘を受け、自由に生きたいと思う彼の心情は美しかったけれど、実はそれがツェペリによって捏造された記憶で、本当は作られて数時間しか経過していなかったというから物悲しい。
姫たちとの交戦を経て最後は自我を取り戻すも、自身のパーツはフランドルに譲渡し、最後はツェペリに復讐を果たさんがために自爆してしまう。
ラスト、フランドルが貝殻に耳を当てるシーンが印象深く、これまでコメディ色の強かった怪物王女のエピソードにしては、新鮮で心温まるものがあった。
そんなしっとりした空気も、次回予告でぶち壊しですがね(爆)
次週、実は妹萌えであるということが判明したヒロがどうなるか。